前立腺疾患の経験がある人はAGAにも注意が必要なの?

前立腺疾患の経験がある人はAGAにも注意が必要なの?

膀胱の出口に位置する前立腺に発症する前立腺疾患と、髪の毛に発症するAGAは一見何の関係もないように思えるかもしれません。しかし、AGAは前立腺と深い関わりがあります。そのため前立腺疾患のせいでAGAが発症する可能性もあるので、特に疾患経験がある方は注意する必要があります。

 

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前立腺疾患とは

 

前立腺疾患には、前立腺肥大症や前立腺がん、急性前立腺炎がありますが、合併症として急性尿路感染症などが引き起こされます。この中でも、特に発症率が高いのが前立腺肥大症です。前立腺肥大症というのは、前立腺が肥大化して尿道を圧迫することで、排尿障害が起こる病気です。特に50代以降の男性がかかることが多く、頻尿や残尿感、夜間頻尿などの症状が発症します。

 

前立腺疾患とAGAの関係

 

前立腺疾患は、直接AGAを引き起こすことはありません。それなのに、疾患経験がある人がAGAに気をつけなくてはいけないというのは、男性ホルモンが大きく関わっています。男性ホルモンは、前立腺を増殖させるという作用を持っています

 

つまり、男性ホルモンの作用が強い人は前立腺疾患を引き起こしやすいのです。そして、AGAの原因は活性化した男性ホルモンであるジヒドロテストステロンです。

 

これだけ見れば分かるように、前立腺疾患を経験した人は男性ホルモンの活性が強いため、AGAを発症するリスクが高いという関係があるのです。ちなみに、前立腺疾患じゃない人がAGAになった場合は、前立腺疾患を発症する可能性がありますから、順番が逆の場合も注意が必要です。

 

AGA対策をするには?

 

前立腺疾患を経験したからといって、必ずAGAを発症するということはありません。逆に、前立腺疾患が再発しないようにするため、規則正しい生活習慣など病気予防に努めれば、AGAの発症リスクの軽減につながります。ただ残念ながら、どんなに努力していても男性ホルモンが活性化してしまったらAGAが引き起こされます。

 

これは生理現象ですからどうしようもないので、AGAが発症していないかこまめにチェックしましょう。AGAは早期治療を行えば、進行をストップさせることもできますし、体質によっては発毛を促進することも可能です。いずれにしても、発症してから対策を始めるまでのタイムラグを短くするのが一番の対策になるので、前頭部や頭頂部の髪や頭皮の状態を毎日チェックしてください。

 

前立腺疾患が治っているとしても、男性ホルモンの活性力が低下したということではありません。AGAは、活性が強い男性ホルモンの影響を一番受けやすいですから、一度でも発症経験がある人はAGAに注意しましょう。

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